幹細胞に特徴的な分子発見=急性骨髄性白血病、根治に期待−理研など(時事通信)
再発率の高い、急性骨髄性白血病の原因となる白血病幹細胞にだけ現れる分子のリストアップに、理化学研究所などの研究チームが成功し、3日付の米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシンに発表した。この幹細胞だけを狙い撃ちし、再発させずに根治する新薬の開発に役立つという。
急性骨髄性白血病は、血液の中にある白血球などの元となる造血幹細胞ががん化し、異常に増殖する。抗がん剤などで一時的に抑えることはできるが、がん細胞の元となる白血病幹細胞には効きにくく、高い再発率の原因になっていた。 理研免疫・アレルギー科学総合研究センターの石川文彦リーダーらは、患者から採取した白血病幹細胞と、正常な造血幹細胞の遺伝子を全体的に比較。正常な細胞にはみられず、白血病幹細胞だけに特徴的なたんぱく質などの分子を25種類選び出した。 研究チームは、ヒトの白血病幹細胞を移植したマウスを使い、これらの分子が生体内でも他の組織や正常な幹細胞にはほとんど現れないことを確認。これらの分子の働きを止める薬剤を開発できれば、副作用の少ない根治療法につながるとしている。 【関連ニュース】 ・ 〔写真特集〕ミクロの世界 ・ 遺伝子型で製剤投与立証=カルテない女性和解、肝炎訴訟 ・ 試験管内で「体内時計」=細胞分化で発生 ・ つかこうへいさんが肺がん公表 ・ 代替不可能な遺伝子にも代役=iPS細胞作製法、マウスで成功 ・ 前原氏「自浄能力必要」=千葉氏「刑事責任なら重い」−小沢氏進退(時事通信) ・ <明党>参院選・比例代表 太田前代表の擁立見送る方針 衆院選敗北響く(毎日新聞) ・ 火災 給食室の一部焦がす 大阪・住之江の小学校(毎日新聞) ・ 新幹線事故 切れた吊架線、85年以降交換せず 老朽化か(毎日新聞) ・ 義務化の火災警報器、どうしたらいいの? 取り付けは正しい場所に(産経新聞)
by yv0rsronbe
| 2010-02-06 09:25
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